なぜ、カフェをやりたいのか明確になっていますか?

カフェを開業するためには、コンセプトが一番肝心です。

コンセプトの決まっていないカフェとコンセプトが決まっているカフェ。

どちらが、カフェを開業するまでの準備期間を、スムーズに進められると思いますか?

コンセプトが固まっていないのは、頭のなかにあるイメージが明確になっていないからです。

カフェを開業するまでには、たくさんの準備が必要になります。

コンセプトが決まれば準備もスムーズに進みます。

カフェを長く続けられるのは【10年間で1割】

カフェを長く続けられるのは、10年間で1割ほどと言われています。

こちらは、平成29年度の中小企業白書の第一節113ページに記載されている「起業後5年間の生存率のデータ」です。

中小企業庁 2017年版中小企業白書(別ページへ移動します)

なぜ、10年で1割ほどしか生き残れないのでしょう?

それは、コンセプトが明確になっていなかったからなのです。

コンセプトのないカフェは、すぐに廃業してしまいます。

もし廃業となれば、考えたこともないような借金が残るだけになってしまいます。

それに、退路を絶って挑戦している方にとっては、もう一度就職するという選択肢はとても困難なものになってしまうことでしょう。

では、なぜコンセプトが必要なのでしょう?

なぜコンセプトが必要なのか

コンセプトとは、「本質」のことです。

そして、これから自分が開くお店の存在意義でもあり、お店の価値観でもあります。

  • あなたが開こうとしているお店の価値は何のか?
  • お客さまに何を感じてもらいたいか?
  • 何を伝えたいか?

カフェを開業するからには、最低限この3つは考えておきましょう。

コンセプトこそがカフェの本質

カフェにとって、コンセプトは「本質」なのです。

コンセプトの決まっているカフェ。コンセプトこそが、カフェの本質です。コンセプトさえ決まっていれば、カフェの開業は順調に進みます。

この記事を読むと、コンセプトが明確になり、カフェを開業するまでの準備期間が滞りなく進むようになります。

まずは、頭のなかにあるカフェのイメージを明確にしてみよう

コンセプトが決まらない原因は主にこの2つです。

  • ざっくりとした想いでカフェをやりたいと思っている
  • 頭のなかのイメージが言語化されていない

こういった原因を取り除くためには、この8つの質問を用意しました。ぜひ活用してみてくださいね。

カフェづくりのコンセプトが決まる8つの質問

6W2Hを明確にしよう!

WHY なぜ?なぜカフェをやりたいのかなぜカフェをはじめたいと思ったか?
この部分が明確だと、コンセプトも決めやすいはずです。
WHO だれが?誰と経営していくのか自分ひとりで?夫婦で?友達と?スタッフは雇う?何人で営業するかを考えましょう。
WHOM だれに? どんな人に来てほしいか 客層は?メインとなる層は?どんな人たちに来てもらいたいお店なのかを考えましょう。
WHEN いつ? いつオープンしたいか いつオープンするのか。日にちを具体的にすると、開業プランも現実味を帯びてきます。
WHAT なにを?どんなスタイルでやるのか 売りにするのはコーヒー?紅茶?スイーツ?ランチやディナーもやる?何をメニューにするか考えましょう。
WHERE どこで?どんな場所で開店したいか自宅の近く?郊外?にぎやかな商店街?どの街のどんな場所でカフェをオープンするのか。立地条件を考えましょう。
HOW TO どのように?そのカフェのどこにこだわるのか どんな営業スタイルにする?朝からオープン?ランチは?夜遅くまで営業してお酒も出す?
HOW MUCH 開業資金はどうする? 開業資金はいくらかかるのか運転資金はある?足りない分はどうする?やる気も大切だけどお金も同じくらい重要です。

そして、自分自身の棚卸しをしてみましょう

  • どんな経歴がありますか?
  • 現在の生活レベルはどのようなものですか?
  • 同僚・友人からはどのように見られていると思いますか?
  • どんな人脈がありますか?

このように、あなた自身にできることを、とにかくたくさん紙に書き出していきましょう。

あなた自身の得意なこと、不得意なことを書き出すのもいいでしょう。

ある程度出し切ることができたら、あなたらしさを整理しておきましょう。

お店には必ずオーナーの経験や人柄、個性などが出るものです。

カフェに限らず、お店を開くということは、必ず、そのオーナーの経験や人柄、個性などが強く出るものだからです。

情報収集と調査でコンセプトをさらに具体化しましょう

コンセプトを客観化するための3つの手順

  • 不安要素、不確定要素をリストアップし、クリアにする
  • 自分のコンセプトを第三者に聞いてもらう
  • 本、インターネットなどからお客さんの傾向をつかむ

この3つがわかったら、次はこちらも調査してみましょう。

  • 人気のあるカフェ店に、足を運んでリサーチしましょう。

実際に足を運んでみると、いろいろなことを感じることができると思います。

そこで、思いを思いのままにせず、ことばにしてみましょう。

「この店のここはいいなぁ」と感じたら、それをプラス面として書き出します。反対に、「この店のここがダメだなぁ」と感じたら、それをマイナス面として書き出しましょう。

そして、その書き出したプラス面、マイナス面の調査して、分析しましょう。

迷ったときには市場調査を【利用者の7割が女性?】

コンセプトを明確にするためには、市場調査データなども活用してみましょう。

利用状況を見ると、「よく利用している」と「たまに利用している」を合わせた「利用率」は、全体で68%、男性66%、女性70%となっており、女性の方が男性よりも利用率が高い。年代・性別に見て利用率が高いのは20代女性(77%)と60代女性(76%)であり、逆に利用率が低いのは20代男性(61%)と30代男性(63%)となっている。


【市場調査データ】 J-Net21[中小企業ビジネス支援サイト]

http://j-net21.smrj.go.jp/establish/research/restaurant/cons-kissaten.html

カフェによく来るお客さんは、男性よりも女性の方が利用率も高いと出ています。

こういったデータを活用すると、何かに迷ったときのジャッジをする指針になりますので、便利です。

お店の方向性を細かく決めましょう

  • コンセプトが一番肝心
  • コンセプトこそが「カフェの本質」
  • ざっくりとカフェをやりたいと思っているだけでは、スムーズにカフェを開業することは難しい

コンセプトが明確になると、カフェを開業するまでの準備期間が滞りなく進むようになります。

カフェを開業したいなら、すぐにでもコンセプトを明確にしてみましょう!